カテゴリー: 防災

  • 災害時のトイレ対応は

    断水などにより水洗トイレが使用できなくなったことにより、不便・不衛生なトイレで排泄せざるを得ない状況となり、トイレに行く回数を減らすために水分摂取を控えることで健康被害を招くなど、トイレが災害関連死の要因となっていることが危惧されます。


    ■自宅トイレを「非常用トイレ」にする

    ●水を流さない

    断水や下水道の破損が起きたら、水洗トイレは絶対に使用しないでください。

    バケツで水を流すと汚水が逆流したり詰まったりして被害が拡大します。

    ●ゴミ袋を設置する

    便座を上げ、便器の内側に45Lなどのゴミ袋を2枚重ねてセットします。

    便座をおろして袋を固定し、袋の中に用を足します。

    ●凝固剤・吸水材で固める

    排泄物の上に「凝固剤」を振りかけます。ない場合は、ちぎった新聞紙やペット用シーツでも代用可能です。

    ●密閉・保管・処分

    しっかりと袋の口を縛り、臭いが漏れないようにします。

    災害時のし尿は、原則として「燃えるゴミ」として回収されます。

    自治体によっては、ゴミ袋に「排泄物」と明記するなどの指定があるため確認しましょう。

    収集が再開されるまでは、自宅のベランダや屋外のゴミ箱などに保管する必要があります。

    ■備蓄した携帯トイレを使う

    災害時のトイレは、1人につき「1日5回分×備蓄日数(最低3日〜7日分)」の携帯トイレ(凝固剤タイプ)の備蓄が基本です。

    また、断水時にはトイレットペーパーも貴重になるため、多めにストックしておきましょう。

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  • 蓄電池の分類と特徴

    蓄電池(バッテリー)は、使う素材によって「鉛蓄電池」「ニッケル水素電池」「リチウムイオン電池」「NAS電池 (ナトリウム・硫黄電池)」などに分けられます。


    それぞれの特長に合わせ、利用される用途が異なります。


    ■鉛蓄電池


    負極に鉛、正極に二酸化鉛、電解液に希硫酸を用いた電池です。


    主に自動車のバッテリーや、非常時のバックアップ電源として用いられています。


    メリットは、安定性に非常に優れ、価格が比較的安い。


    デメリットは、大型で重く、使用を繰り返すことで性能が劣化し、寿命が低下していく。


    ■ニッケル水素電池


    負極に水素吸蔵合金、正極にオキシ水酸化ニッケル、電解液に水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液を用いた電池です。


    主に、乾電池二次電池・ハイブリッドカーなどに用いられています。


    メリツトは、エネルギー密度が高く、過充電・過放電に強いと。


    デメリットは、自然放電量が大きく、使わなくても電気容量が減ってしまう。


    ■リチウムイオン電池


    負極にグラファイトなどの炭素材、正極にリチウム含有金属酸化物、電解液に有機電解液を用いた電池です。


    メリットは、急速充放電が可能、蓄電池の中でもエネルギー密度が高く、小型化が可能、自己放電が少ない、寿命が比較的長い。


    デメリットは、鉛蓄電池に比べると価格が高い。有機電解液を用いているため、高い安全性の確保対策が必要。


    ■NAS(ナトリウム・硫黄電池)電池


    負極にナトリウム、正極に硫黄、電解液にベータアルミナセラミックスを用いた電池です。


    メリットは、エネルギー密度が高く、鉛電池と比較しても低価格・長寿命。


    デメリットは、常温では動作せず作動温度の300度に温度を維持する必要がある。


    ナトリウムと硫黄を使用するので危険物として取り扱われるため、日々の動作確認や保守作業などが必要不可欠となる。

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